人生の1/3は睡眠
よく言われることですが、人生の1/3は眠っています。だからこそ、寝具には体に合うものをつかいたいものです。
寝具と言っても、いろいろあります。「まくら」「マットレス」「布団」
とりわけ最初におもいあたるのが「まくら」ではないでしょうか?
では、「まくら」が睡眠にもたらす影響をみていきましょう。
まくらが合わないと
普段何気なく使っているまくらですが、まくらが合わないと実はこんなにも体に悪影響が生まれます。
- いびき
- 起きても疲れが取れない
- 自律神経が乱れる
- 肌荒れ
- 免疫力の低下
心身ともにリセットするはずの睡眠が、これではどんどん不健康になってしまいます。
それではどんなまくらを選べばいいのでしょうか?
まくらを選ぶポイントは?
まくら選びのコツ
寝るうえで大切なことは「寝姿勢」です。人の体は立っている状態でS字になっていることが良いとされています。猫背やストレートネックのような姿勢の悪い状態では、肩こり、腰痛、正しく呼吸ができないなど体によくありません。寝ている状態でも同じように、正しい姿勢を保てることがとても大切です。
①高さ・・・一般的に、男性なら6~10cm程度の高さ、女性なら4~7cm程度の高さが良いとされています。ただし、敷いている布団やマットレスにも影響するため、どれくらい沈むかによって微調整が必要です。
②サイズ・・・人によっては横向きの姿勢で寝る人も多いと思います。そもそも寝返りを打つことを考えると、左右に寝返りを打っても頭を支えられるサイズが必要となります。
③素材・・・ 通気性の良いものを選ぶ。熱がこもってしまう素材や通気性が悪いものだと、それがストレスになり良い睡眠を得ることができません。使う素材によって硬さにも影響するので、通気性が良く、程よい硬さのものを選びましょう。洗濯ができるかどうかも大切なポイントです。
④形・・・まくらは頭を支えるものですが、まくらの形によっては首や肩を支えることで、正しい寝姿勢を保つものもあります。肩こりや腰痛などに悩んでいる方は、体にかかる負担を軽減する形のものを選ぶとよいでしょう。
⑤硬さ・・・寝返りをすると頭と肩の位置が変わるので、当然適切な高さも変化します。硬すぎても柔らかすぎても身体に負担がかかってしまうので、適度に反発力のあるものを選ぶとよいでしょう。
快適な睡眠を
- 首・肩の痛みを感じなくなった
- 体のだるさが軽減されるようになった
布団やマットレスに比べると、まくらは価格も種類もバリエーションが豊富なので、選択肢は多数あります。ただ、自分が何を改善したいかがあいまいだと、自分に合った枕を探すのは大変かもしれません。何を基準にまくらを選ぶのかをハッキリさせてから探し始めることをおすすめします。どうしても選びきれないという人は、オーダーメイドまくらを選ぶといいでしょう。オーダーメイドなら間違いなく自分に合った枕が手に入りますからね。